高橋名人、ハドソン退社

今日で52歳の誕生日を迎えた高橋名人、お祝いのメッセージが寄せられる中でハドソンを退社することをブログで告知したことが大きな話題となりました。


ファミコン世代なら誰もが知っているであろう高橋名人は、ハドソンの広報として26年活動。
16連射にあこがれた子供たちは数知れず。
コントローラのボタンにバネを仕掛けているんだぜと言うデマが広まったりしたのもありましたね。
不正が発覚して逮捕されたとかという話も(笑)
当時はインターネットもありませんし、子供たちの噂としていろんな所で広がっていったんだろうと思います。

時代は流れ、PCエンジン時代には自社のゲーム機をPRしなければならないため、徐々にファミコンから遠のいていきました。
2000年に入り、「高橋名人の冒険島」がゲームキューブプレイステーション2でリメイクされるあたりで再び露出してきたと記憶しています。
(実際はそんなことはないと思います)

そして2011年4月1日付けでハドソンはコナミの完全子会社として新たなスタートを切りました。
スクウェア・エニックスタイトーを子会社した際、タイトーブランドは残っていますが、会社としてはスクウェア・エニックス側に整理され、現在タイトーアミューズメント事業が主になっています。
エストポリス伝記」や「電車でGO!」がスクエニから発売されて違和感を覚えた事は記憶に新しい出来事です。

ハドソンも同じように内部で改変され、恐らく開発スタッフ以外はもう不要となり、コナミに移動するか、退社するかの状態なんだと思います。
会社としては残りますが、タイトーのように得意分野に特化して活動して行きそうですね。
いわゆるスマートフォンやソーシャル系でしょうか。
パッケージの新作は「桃鉄」「ボンバーマン」「デカスポルタ」「テトリス」程度に留まるかと思います。
実際、3DSのプロジェクトは既にいくつか中止になっているようですし。
今後のハドソンはどうなるか、また、高橋名人の今後の活動はどうなるか。
ボクらは応援することくらいしか出来ません。
52歳から新たなスタートを切るのは相当大変です。
陰ながら応援したいと思います。